俺がまだ幼かったころ
遊戯王というカードが流行った
俺もなかなか強かったほうだったがどうしても勝てない奴がいた
そいつは寝るときもカードを離さないというカード馬鹿で
俺は絶対こいつにはかてないなとおもった
ある日
俺はそいつの家にあそびにいった。
そこであいつがトイレにいってるうちに俺はあいつのカードを盗んでしまった
それもあいつが1番大切にしていたカードだ
そして次の日
あいつは学校にこなかった
そのときは風邪だろうと思っていたが
休みが二日、三日続いたので流石に心配になった俺はあいつに電話をかけることにした
あいつの母さんがでた
すぐに電話をかわってくれるといってくれた
そのとき俺は少し安心したなんだ?大丈夫なのかよ
と
だがあいつの一言めで
ドキッとした
カード・・返せ・
俺は返事が返せなかった
頭の中ではなぜばれたのかフル回転させて考えてた
とりあえず俺はそいつと話がしたいといって
いつもの場所によびだした
俺はあいつからぱちった
カードを右ポケットにしのばせて向かった
あいつは少し遅れてきた
着ていたのはパジャマだった
目のしたにはすごいくまができていた
学校ではガキ大将ヅラしてたおれだったけど
あのときのあいつは怖かった
俺はカードをとったことを深く後悔した
あいつは強く睨み付けていった
カードを返せと
俺はとってないといった
あいつはおまえが遊びにきてから無くなったといった
俺は参ったといわんばかりにぽけっとからカードをとりだした
するとあいつは目を大きくして俺を殴ってきた
喧嘩は強いほうだったのでフルボッコにしてやった
さらに見せ付けるように
カードを半分にやぶってやった
俺はその場から逃げるように走って家に帰った
次の日やつは学校にこなかった
二ヶ月あいつは転校することになった
俺のせいだとおもった
次の日あいつがくるらしい
俺は学校をさぼった
次の日起きてみると
俺の机に封筒がおいてあった
誰からかなと見てみると
あいつだった
中には破ったカードと
デッキがはいっていた
驚いた
あいつがなぜくれたのかわからなかった
その日俺は泣いた。
こんなに大泣きしたのは初めてだった
胸がスッキリした
そして俺はあいつがどこに引越したのか先生に聞いた
そして手紙をかいた
ごめんと書いた
そして俺もデッキを送った
あいつから手紙がかえってきた
またデュエルしようぜ
また泣いた今度はわらいながら泣いた・・
今そいつは九州でいちばん遊戯王がつよいらしい
自称だが(笑)
今でも財布のなかに
セロテープどくっつけた
カードをだいじにもってる
俺はもう同じ過ちはしないと心にちかった
何て良い話なんだ
感動した
お前最低だな…
パクっといて殴られたら逆ギレしてボコボコにするとか…