泣ける話
プリン…2

投稿者: あーちゃん
^ 2008/08/08 17:37


帰宅のときもプリンの小屋を無視して入ることが多くなった。
朝もバタバタしているから毎日小屋から出て見送ってくれるプリンに
『あーもう、毛がつく!』
と怒鳴ったこともあったっけ。怒られるとプリンは耳をピッタリと後ろにやってシュンとしながらごめんなさいの顔。なんにも悪くないのに。

遊んであげることも自然と少なくなっていた。


ある日、プリンが家に入ってきた。
父もその日は何故か外にださなかった。
だから一緒に寝た。
子犬のとき以来だった。
ギュッと抱きしめるとあたたかくて心地良くて、朝までくっついて寝たんだ。


それからすぐ。
プリンが死んだ。

交通事故だった。
あまりにも突然過ぎて、信じられなかった。
今でもヒョッコリ帰ってくるんじゃないかとプリンを待ち続けた。
でもプリンはもう帰ってこないんだよね。
泣いて泣いて泣いて、涙が枯れるぐらい泣き明かした。

その日は雷が凄かった。プリンは雷が怖くて怖くて外に飛び出しちゃったんだね。
雷が嫌いだって知ってたのになんで見に行ってあげなかったんだろう。
母が何度も何度も悔やんで泣いていた。

こわかったね。
もっともっと遊びたかったね。
ごめんね、こんなに急にサヨナラがくると思ってなかった…もっと遊んであげたら良かったな。
もっともっとキーホルダーあげれば良かったな。

天国でいっぱいお散歩してね。
プーちゃんありがとう。
私達の家族になってくれてありがとう。
これからもプーちゃんは私達の家族だからね。
ずっとずっと見守っててね。

プリンが交通事故にあう前、神様が最後にプリンとの思い出を作ってくれたんやね。忙しくて身近な大切な存在を忘れていた馬鹿な私に、プリンを思い出させてくれたんやね。

みんなも、一緒におれるペット、いや家族の時間を大切にしてください。
私達以上にずっとずっと彼らは私達のことが大好きなんです。
遊びたいんです。
一緒にいたいんです。

これを読んでる貴方。
そっと彼らを抱きしめてあげてください。
彼らの気持ちが伝わってくるはずです。


最後に。
決して泣かない父が冷たくなったプリンを連れて帰るとき、涙を流したそうです。

そして父は今もまだ、プリンの小屋を壊さずにいます。






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泣ける、感動したら


[1]Re: プリン…2
^2008/08/12 21:17
投稿者:

泣けましたKKK
私もハムスターで同じような経験があります。自分が高校生になり毎日の生活が忙しくて全然かまってあげませんでした。遊んであげるどころかケージの掃除もろくにしてあげてなくてハムスターは病気になりました。日に日に弱っていく姿を見ていながらも何もできない自分がいました。
私は動物が大好きです。進学校だけに周りが大学を目指している中、私は来年からは動物系の専門学校に進学する予定です。こんなにスキなのに何もできない自分が悔しくて動物のことを極めてやろうと思ってます。



[2]Re: プリン…2
^2008/08/16 02:54
投稿者: まな

思わず泣いてしまいました。
私の実家にもゴールデンで同じ名前の犬が居ます。もうおばあちゃんワンコですけど。もう何年もかまってあげていないなぁ…。明日実家に帰ったら抱きしめてあげようと思います。今さらですが。


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