ジミーとピノへ..
ジミーとピノは
私が中学２年の頃に
知り合いのおじさんから譲ってもらった。
毎日世話が楽しくて早く家に帰りたくて部活をサボる日もありました。
しかし大会が近づき、なかなか早く帰れなくなってしまい、
その日は部活で疲れて帰ってくると‥
ケージが血だらけだった。
ピノが産んだ赤ちゃんを殺していた。
ショックでしばらくピノを避けるようになり、
また出産するかもしれない‥と、私はまた知り合いのおじさんの工場に預けた。
そして私が高校卒業し、しばらくその工場でバイトをすることになり、
久々に二匹に会える事を楽しみにしていた。
初出勤の日、
急いで二匹のいるケージに‥
ジミーはチビだったのにとてもたくましくオスらしくなっていた。
ピノは…
いなかった。
話を聞くと正月に亡くなった、と。
私はちょうど初夢にピノに会う夢を見ていた。
それをおじさんに話すと、
多分ピノは最期に会いに来たんじゃないか？
って。
私は泣いた。
仕事どころじゃなかったと思う。
ピノへ
ごめんね。
もっと早く出産も気付いてやれば良かったね。
ジミーへ
ピノの分まで長生きしてよね。
また会いに行くからね。
二匹へ
有難う。
生まれてきて有難う。
この家にきてくれてほんとに有難う。
泣けるわ(ノ_・。)
動物は無闇に子を殺したりしない たぶんその子は病気などで生きれないと判断したから殺したんだと思う
