猫
これは泣けるかわかりませんが読んでいただけたらそれだけでいいです。我が家に猫が生まれ、それぞれに名前をつけた。でもどうしても君の名前だけがなかなか決まらなくてしばらく考えていた。いつのまにか大きくなっていて、君はｱﾀｼのぬいぐるみで遊ぶようになっていた。だから単純だけどそのぬいぐるみのキャラクターの名前にした。君は最初は懐かなかったけどいつしかｱﾀｼの隣で寝るｺﾄが当たり前になってｱﾀｼもそれが当たり前になっていた。ある日帰ってこないなぁと思いさっきご飯を食べていたからそのうち帰ってくるだろうと思っていつものように寝て、目が覚めると隣に君はいなくて父が猫が死んでると言った。だけどｱﾀｼは信じなかった。だってｱﾀｼは君がご飯を食べてるところを見たし、また隣に帰ってきてくれるような気がしたから…。でもその願いも虚しく次の日見に行くと確かにうちの猫で…ｱﾀｼは最期かすかに左手で触れた指が今でも君の温もりを感じる。君に会って当たり前のｺﾄってないんじゃないかって考えさせられたよ。君といた9ヶ月は楽しかったしいい思い出だよ。『ありがとう！！』
