2年前...うん。
だったと思う。
まだ小学生で
今日も遊ぶぞ、とヵそゆことしか考えてなかった 自分。
まぁそれでもむちゃ愛情を注いでた野良猫だったおまえ。
これまたすっげーデブで、愛想悪いケド、まぁ人に懐きやすかったおまえ。
うん。その日もね、家に帰ってお前をちょっと触ってから遊びに行こ思ってたのよ。
んでね、そしたら呼んでも来ないから。
気まぐれにむちゃ探したのよ。
会いたくなって...
そしたらね、おまえ。
なに寝てんの?って...
変なとこで変なカッコで寝そべってるから...
馬鹿ぢゃん思いながら近づいたのよ。うん。
そしたらね、おまえさ。
揺すっても起きないのよ。
呼んでも起きないのよ。
んでね、見たらね。
足怪我してて...
mamaに急いでゆっただよ。
それで病院行ってさ、カッコつけてみえはって泣くかくそとか思ってたの...
恥ずかしかったから。
でもね、君を見てたら
涙がね
流れてくるのよ...
野良猫だったおまえが来たときのコトを思い出して...
涙をね
流したのよ...
おまえが、手術室に連れてかれて、電気ショック的なものやられちゃって...
でもねせんせに、
なんて言われたんだろ...
覚えてないけど
手術室から帰ってきたおまえは、
目もあけてなくて
心臓も動いてなくて
あ...
終わりだ。
って思った...
ぅん。
泣いたよ...
車の中で、泣いたよ。
君を抱いて、泣いたんだよ。
家に着いて君をお墓に埋めようってなってさ...
運ぼうとしたら、重くてね。
おまえ、重いよ...
こんなに重かったけ?
でね、君のお墓掘って、ばいばいってしたんだ...
泣いて...
泣いて...
泣いたんだ...