去年の8月にゆず(犬)が亡くなった
ゆずはうちの家で生まれてずっと一緒に暮らしてきた
ゆずはなぜかゆずの事1番を叱っていた私に懐いてくれた
送り迎えは必ずしてくれて、私が泣いてる時も怒ってゆずに八つ当たりした時も傍に居てくれた
1番嬉しかったのは私が2階に上がったら少ししたらゆずがドアを開けてとドアをこすったり鼻息をドアの隙間から入れてきて開けてあげるとベットの上で寝たり冬はこたつの中に入ってきた
たまにドアを開けていると勝手に私の横で寝ていたりした
でも、私も高校に入りバイトとかし始めると帰りが夜中になったりしてゆずに構ってあげられなくなってもゆずはいつも送り迎えをしてくれて朝は顔を舐めて起こしてくれたのに、私は餌をやるのも散歩も親に任せっきりだった
ある時ゆずが少し痩せているのに気づいて親に病院に連れていくようにお願いして行ったら肝臓が悪かった
普通に食べても栄養にならいからかゆずは痩せいくから毎日病院に行って点滴打ってもらって風船みたいになった体で私を出迎えてくれた
ちょっとして餌を肝臓用にしたら少し良くなってちょっとずつ太りだした
だがまた一時たってから次は腎臓が悪くなってしまって、腎臓は手術も出来ないから点滴に頼るしかなかったがゆずの衰えていく体を見ていると涙が出てたまらなかった
日に日に横になっている時間が長くなったが私はバイトばかりしてゆずの面倒をあまり看なかった
それでも、ゆずはよぼよぼな体で夜中に帰ってくる私を出迎えてくれた
その日は夜中の1時を廻っていて帰ったらゆずが玄関で横たわっていた お尻からずっと血が出てそれをさおりが舐めていた
それを見て私はちゃんとゆずの体をみると体や足は細くなっていて息は荒くとても苦しそうだったが私はさすってあげる事しか出来なくて涙が出てきた
それから1時間ぐらいでゆずは息を引き取った
後から親に聞くと最初はリビングにいたが、私が帰って来る30分ぐらい前に玄関に移動したと聞いて私は初めて声をあげて泣いた
今でも思い出すと涙が出て止まらない
ゆずは本当に幸せやったかわからんけど、私はゆずと暮らした8年間はとても幸せやったよ
もっと構ってあげれんくてごめんねあとありがとう