中学三年…
受検で勉強ばかり
させられた僕は
すっかり友達が
いなくなった。
それにも関わらず、
二人の姉より
バカで、僕は
心細かった。
一人での下校…
雨の日
ある雀を見つけた。
5匹だったかなぁ。
みんな僕が
近づいたら逃げて
いった。
みんな飛んでいった。
よく見ると君は
飛んでいなかった。
ヨチヨチ歩いて…
僕に抱えられた。
飛べないんだぁ。
僕と同じだね。
さみしかったね?
でももう君には
僕がいるよ。
一人じゃないよ?
パンを食べさせたり、
飛ぶ練習をさせたり、
僕は孤独じゃなかった。
でも君は
次の日死んじゃったね。
僕がいない間に…
走って学校から
帰ってたらまだ
生きてたのかなぁ?
むこうでは
一人ぼっちじゃない?
僕が今後うまく
飛べたら…
君と空で繋がるの
かなぁ…
貴方は優しい人です。
空を飛べなくても
きっとその鷹さんも…貴方と居た1日
幸せだったのではないでしょうか?
言葉に出来なくても、心の中でお礼を言ってますよ
ねぇ有難う って