小学四年生の時
橋で君にあった。
あれは学校の帰り道
だった。
友達と君を追いかけた。
君は怖くなって、
逃げようとしたけど、
僕の手が触れた瞬間
立ち止まってノドを
鳴らしたね。
それから
君との暮らしが
始まった。
僕は君に冷たくする日も
あったけど…
君は友達に
いじめられた日も
親に殴られて泣いてた日
も一緒にいてくれたね。
君がいなくなったのは
中学二年の夏だった。
先輩の最後の大会で
エ−スを任された僕は
複雑な気持ちで
いっぱいだった。
先輩への
申し訳なさと
昨晩足引きずりながら
帰って来た君の様態…。
準決勝まで
すすんで足を吊った僕は
ただ悔しかった。
審判をしてる部長が
俯いてる…
上を見てほしかった。
君が苦しみながらも
僕の顔を見て
鳴いてくれる。
起き上がってほしかった
また、喧嘩したかった。
だから
そこから僕は
怒鳴りながらサ−ブを
打った。
入ったサ−ブは
ほとんど決まり
見事決勝まで進んだ。
試合後にね…
僕が泣いたのは
決勝で自分のせいで
負けると思ったからじゃ
ないよ。
もちろん痛いから
じゃない。
すごくプレ−の
調子がよくなって…
君が最後に僕に
くれた物なんだなぁ〜
って…
君は死ぬんだなぁって
思ったからなんだぁ。
君と過ごした日々を
忘れないよ。
ニャ−コ
ハイカラな名前だな
可愛らしい名前ですね
上記人物の言葉なんて真に受ける事ありませんよ
カタカナの名前がハイカラだと言うなら
にゃー子にすれば良い
きっとにゃー子ちゃんも貴方に見届けられて
幸せだったんだと思います。
飼い主の貴方が
一番良く分かっている事でしょう