あなたと出会ったのは私が8歳のとき。
私の手にすっぽり収まるぐらい小さかったあなたはそれでもすごくヤンチャでそしてとびっきり可愛かった。
あなたはとても賢い猫で私が落ち込んだときは一番に気づいて慰めてくれましたね。
いつも噛んでばっかりのあなたがずっと私の手を舐めてくれて、その優しさに余計涙が出ました。
進学で実家を出てからも帰省すると必ず一緒に寝ましたね。
私の横でリラックスして眠るあなたを見てとても幸せを感じていました。
実家に帰ってあなたと一緒に寝るのが一番の楽しみでした。
きっとミオは長生きする。
これからも一緒にいられる。
私はずっとそう思い込んでいました。
でも1ヶ月前のあの日母からの電話であなたの死を知りました。
大事な試験を控えていた私を案じて黙っていてくれた両親。
あなたが死んで1週間が経っていました。
あなたの死をその時まで知れなかったこと、あなたの死の前に側に居れなかったこと、もうあなたに会えないこと。
その悲しみがどっと押し寄せてきて涙が止まりませんでした。
1ヶ月以上経った今も思い出して涙が溢れることがあります。
でも後悔はありません。
私はあなたをいっぱいいっぱい愛し、いっぱいいっぱい大切にしました。
あなたを幸せにした自信が私にはあります。
私にとって特別な存在だったあなた。
今でも実家に帰るといつものように可愛らしく迎えてくれるような気がしてなりません。
あなたは私の一生でたった一匹の特別な猫。
ずーっとずっと一番です。
たくさんの幸せと優しさと暖かさをありがとう。
安らかに眠ってね。