私に私がは生まれるまえからいる一匹の猫がいた。

名前はウーパー
一々ウーパーって呼ぶのはめんどくさくていつしか、名前はうーになっていた。




私は一人っ子だから遊ぶ相手はいつもうー。
家にいるときはいつも一緒。


そんなうーも歳をとる。
いつしか高い所に登れなくなった。



冬のある日。
急に家の寒い所へうーは１人でふらふらと行った、
その時に私の父親はこう言った。
『猫は１人で死んでいくんだ。もうそろそろかもね。』

父親はそう言った。

あまりにも突然過ぎてまさかと信じる気にもなれなかった。




そして数日後の夜。

うーは苦しそうに生きていた。
この日がうーとの最後の日。
家では祖母と私とうーでいた。
うーは父親を待っていたかのように、最後の力を振り絞っていた。
『パパ!!うーが…うーが!!』泣きじゃくる私。
『こんなに長生きする猫は他にはいないよ。うーも幸せだったろうね。ひかりがいてさ。』父親が言った。

そしてうーは、安心したような顔でみんなに見送られ旅立った。


ひかりが天国行ったらまた会おうね

最近寒いから風邪引かないでね


また一緒にあじ食べようね

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私に私がは?

落ち着いてくださいな。