オレの大好きなクッキー。
出会ったのはオレが三歳の時だね。
クッキーもちっちゃくて綿みたいで可愛ったなぁ!
毎日遊んでオレが遊びに行くと着いてきて。
連れて行っちゃダメな家『猫がいるなど』には絶対来なかった。
クッキーが迷子になってオレのお母さんを捜していた時よく行く店などに入って捜していた。
絶対品物を食べたり、荒らしたりしなかった。
ホントに利口な犬だった。
淋しがり屋でお父さんにはよくなついていた。
やんちゃでよく姉ちゃんのブラジャーを持って行ってわいたずらばっかしてた。
オレとは昔から仲良しだったからクッキーとはよく遊び、食べ物を盗み食いしたりしお母さんに怒られたね。
よくクッキーと写真取ったね。
クッキーは帽子が大好きだった。
喜んでいてクッキーが人間だったらいいなって何回思っただろう。
オレが小学生高学年の時クッキーは皮膚ガンになってしまい、体中の毛が抜け落ち、とうとう毛を苅った羊みたいになってしまった。
クッキーは真っ白で綺麗な毛並みが自慢だった。
でも命は関係なく大丈夫だったけどクッキーは結構歳が行っていた。
でもオレは残り少ないクッキーとの時間を大事に大事に過ごして行った。
オレが中学校二年の冬クッキーは突然動きが鈍くなりもう最後には歩けなくなってしまった。
そして2月の13日クッキーは亡くなった。
オレは亡くなる前ずっと一緒にいた。
死ぬ前クッキーはオレに『クゥ』と鳴いた。
ホントにちいさくてかすかな鳴き声だった。
お父さん、お母さん泣いてた。
お父さんは必死にだきながら『ごめんな!ごめんな!』とクッキーに言い続けていた。
オレは不思議と涙が出なかった。
ただただ呆然とクッキーを眺めていた。
走馬灯のようにクッキーとの思い出が甦って行く。
もっとクッキーを大事にすれば良かった。
早く免許取って海に連れて行きたかった。
学校行く道でかなり泣いた。
この道でよく散歩した。
よくオレが帰って来る時迎えに来てくれたな。
クッキーお前はホントに賢くて可愛くてオレとクッキーは兄弟みたいだったね。
もうクッキーが亡くなって三年もたったよ。
オレももう高校二年生。
クッキーそっちは楽しい?うまく行ってる?
ねぇクッキー!?
クッキーがいなくなってオレかなり寂しかったよ。
やっぱり犬は人間と過ごすのが犬の生き甲斐なんだと思う。
別れるのが1番悲しいと思うケド…。
クッキーオレお前をただの犬なんかと思ってないよ?
オレとお前は家族、そして親友。
安心しろ。クッキー
オレは絶対!
お前を忘れない。
うちの子と同じ名前で
読んだら泣けました
親友で家族なクッキー
幸せだったと思います