小学6年の1月3日にペットショップに行った。
そこにはちっちゃくて可愛い黒パグがいた。
この子を飼いたいと前から親に言っていて僕達に内緒で飼う予約をしてくれていた。
それで、その日に家へ連れて帰った。
名前は小梅に決定。
元気で愛くるしくて誰にでもなついた。
でも持病を持っていて腸が悪いらしく子供を産むことは出来ませんが普通に生活する分には問題ないとペットショップの人から言われていた。
言われたとうり普通に生活する分には問題ないはなくすくすくと成長した。
父が甘やかして美味しいものを食べさせ過ぎてドッグフードをあまり食べなくなった。
そのせいではないと思うが、4歳になって次の年の2月に入った頃から様子がおかしくなった。
最初に異変に気づいたのは僕だった。
辛そうに息をしていた。
父は小梅を病院に連れて行くと言った。
次の日に父は小梅を病院に連れて行った。
が、二軒病院に行ったらしいがどちらも藪医者。
その病院に行ってから様子は悪化。
ご飯を食べなくなった。
水は少量飲むが吐いてしまう。
吐くペースが早くなり血が混ざりはじめた。
そしていい病院が見つかりみてもらって点滴を打ってもらった。
だいぶよくなったのか水を飲んでも吐かなくなったがまだ辛そうだった。
その日の夜父と小梅と一緒に寝た
翌朝小梅がペロペロと顔を舐めてくるので目が覚めた。
父の顔も舐めていた。
治ったと思い喜んでいるとソファーに乗ろうとジャンプした小梅がへにゃんと倒れた。
そのまま小梅は二度と目を覚ますことはなかった。
小梅は最後の力を振り絞って僕達家族に『ありがとう』って挨拶をして旅立ったのかもしれない。
ありがとうって言いたいのは僕達家族だよ。
沢山の幸せと愛情をありがとう小梅。
本当に優しい子でした。
『ありがとう』と 挨拶したに、違いない。
うちにも、3匹のダックスが居ます。みんな優しい子。