泣ける話
親愛なるオマエら弐

投稿者: かかし
^ 2009/11/10 14:20

甲斐甲斐しいママ犬の育児のお陰で仔犬飼育に何の苦労も無い。ブサ仔犬もフサフサだぞゴルァな感じで少しポメっぽくなってきた
帰宅するとママ犬が喜んで飛んでくるんだが仔犬は猛ダッシュするママ犬の母乳が欲しいのか、とにかくママ犬しか眼中にないw オシリの方に顔くっ付けて付いてくる。
確実にその瞬間はママ犬の興味を俺らに奪われるので仔犬の構って攻撃は必死→ママ犬怒る→仔犬喜ぶ?→三人で散歩→仔犬やっと別の嬉しい事に気がつく。
てな具合。仔犬テラカワユス
だけどそんなある日、突然ママ犬が死んだ。特に病気だった訳でもないのに学校から帰ってきたら、仔犬がママ犬と寝るゲージでボーっとしてる。
お座りから伏せる途中の様な半端な姿勢で顔だけこっち向けてた。足元を見ると何か吐いてあって下駄箱の陰でママ犬が倒れてた。
抱きあげようとママ犬に触れると仔犬が舐めてたのか顔やら手足がちょっと湿っぽかった。
抱っこされるのが余り好きでない子だったから嫌な時は手足を強張らすのが、へたれ犬?のヌイグルミみたくぐったりしてた。
板の間とか下駄箱の下とかは涼しいのかママ犬のお気に入りの場所だけど仔犬に「ママ寒いとカワイソだからね」と声を掛けてからリビングに連れてって、吐いて少し汚れてた口元とかを拭いた。
親に電話して動物葬のトコに頼んで貰って、ひとまず仔犬に「ママ行けないけど、オマエお散歩…」言いかけてから涙がボロボロ溢れて言葉にならなかった
夜になって家族みんな号泣してた。
その日は仔犬とママ犬とを俺らの寝室に連れてって一緒に寝た。
翌日も学校だったが普段出来る子な俺が授業中の受け答えにも「…わかりません勘弁してくだsぁ(泣」ママ犬知ってる友達も余りに俺が泣くもんだから貰い泣きする始末。
「犬が死んだくらいでwwwwwwプププ」
とかな奴も居たが、大事な気持をママ犬にたくさん教えて貰ったように思う。

長+駄文でごめんなさい。
読んでくれた人、そして犬のオマエら
ありがとう。気が向いたら仔犬の話します


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泣ける、感動したら


[1]Re: 親愛なるオマエら弐
^2009/11/11 09:58
投稿者: 名無し

泣いた。ものすごい泣いた



[2]Re: 親愛なるオマエら弐
^2009/11/11 20:10
投稿者: かかし

コメントありがとー
淡々と語ったツモリなのですが貴方の感性に感謝します。
最終的なオチは、もう我家にワンコは居ないんです。でもまた犬飼いたいなぁ


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