プリン
小学校2年生のとき、友達からハムスターを貰った｡ポケモンのプリンが好きだったからプリンと名付けた｡学校から帰ると友達と遊ばすにプリンを触ったりしていた｡とてもかわいいくてたまらなかった｡飼い始めて2年ぐらいたってプリンは弱っていき、その日僕はプリンが震えているので抱いていた｡そんな気はしていた｡その夜プリンは死んでしまった｡泣いた｡涙が止まらなかった｡生き物が死ぬとこんなにも悲しいってことを初めて実感した｡プリンの体は冷たく固かった｡また泣いた｡母が(明日の朝､皆で埋めに行こう)と優しく問いかけてきた｡悲しみを堪えてその夜は寝れた｡翌日､母が起こしにきた｡(行こう)プリンが死んだことが夢であってほしかった｡母が行こうって言っても僕はヤダ!行かない!ダダをこねてもどうにもならないって事ぐらいわかっていた｡結局母が一人で埋めに行き､僕は学校に行った｡授業中もちゃんと埋めに行けば良かったと､後悔していた｡学校から帰って母に何処に埋めたの?と聞きすぐにそこへ行った｡木の下にプリンの墓があった｡涙が自然とこみあげてきた｡ｺﾞﾒﾝね｡ありがとう｡
