俺は約6年前、ブルーサファイアのミュウ(メス)というジャンガリアンハムスターを飼っていました。
寝る時はベッドの横にミュウのケースを起き、学校以外じゃ早く家に帰って来てずっと一緒にいました。
俺は友達より、自分の喜びより、ミュウが大切でした。
ミュウの為なら命を交換しても構わないくらいに。
俺はあまり愛を知る機会がありません、知る必要すらない、と思っていました。
ですがミュウはこんな俺に、言葉にすることすら出来ないのに大きな愛を教えてくれました。
人から知るより純粋で、自分を愛するより遥かに大きな愛。
そんなミュウが、眠るように、俺の前で亡くなってしまいました。
ツラいなんて言葉じゃ軽すぎるほど、深い悲しみに落ちていきました。
泣きながらミュウを缶に入れ、海へと流しました。
思い出しては泣きました。
未だに泣きます。
今でも未練はたらたらなのでハムスターを飼っています。
ミュウ程に愛は注げません。
俺の愛はずっと、生まれ変わってもミュウに注ぎたいと思っています。
ミュウが俺の元に帰って来るのを、ずっと待っています。
いつまでも変わらず。
俺にも何かを愛せると教えてくれたミュウは、今何をしているでしょう。
幸せでしょうか。
愛しています、いつまでも。
そのミュウちゃんがとっても好きだったなら、今飼ってるハムスターも同じくらいに愛してやってください。
ミュウちゃんはあなたの様な人に出会えて幸せだったと思いますよ。