小学校のいつもの帰り道、キミはそこ捨てられていた…
足をケガしていたキミを僕が家まで連れて行った。
僕は「飼いたい。飼いたい」と親の反対を押し切ってキミとずっと一緒にいると決めた。
キミが家に来てたくさん楽しい思い出が出来ていった。
僕が学校から帰って来たらすぐに僕の所へ来て僕の足に縋り寄ってきた…
キミが外に遊びに行って僕が呼ぶとすぐ駆け付けてくれた…
寝る時はいつも僕の布団の中で一緒に寝てくれた…
4年経ったある頃の冬…
キミは外に遊びに行っても1日経たないうちに帰って来てくれてたのに…
キミの名前を何度呼んでも帰って来ない…
その次の日もその次の日も…
呼んでも呼んでも帰って来ない…
そして、その日の夜1本の電話が鳴った…
近所の人だった…
僕はその電話の内容わ聞き慌ててそこへ急いだ…
キミが冷たく固まって倒れていた…
僕は冷たくなったキミをタオルで一生懸命暖めた…
僕は「寒かったよな…ごめんな…一緒に家帰ろうな…」
こんなに涙が出てくるのは初めてだ…
キミと一緒に過ごした時間は絶対に忘れないよ…
ありがと…チョコちゃん…