俺には一番の親友だった猫がいた



出会いは祖父母が知り合いから貰ってきて俺に見せてくれたことだ

名前は俺がつけた
幼かった俺はめちゃくちゃ喜んだ

小学校から帰るといつも猫と遊んでいた
その猫は人懐っこい猫だった
鳴き声も見た目も可愛いかった
友達にも自慢していた



祖父母が実家で隠居するのでその猫は実家に連れていかれた

俺は実家に行く度その猫と出来るだけ過ごした


だけど
お前はいきなり死んじゃった


俺は祖父からその話を聞いて泣き続けた
初めて会った時のか弱かった姿

俺に懐いてくれた瞬間

思い出が一気に吹き出した

お前は俺の一番の親友になってた
俺にとってかけがえのない存在になっていた

俺はお前を思い出す度今でも涙が出る

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