泣ける話
かいくん

投稿者: 名無し
^ 2008/10/13 01:24

カイわ私が小学生の時に、拾ってきたトラネコです。家の近くの公園に、5匹の猫が捨てられていました。
そのうちの1匹がカイです。
カイくん以外の猫わとりあえず家に連れて帰り、2日かけて、貰ってくれる人を探しました、
皆貰われてゆき、残ったのはカイだけでした。
私の家は何も買っていなかったので、カイを飼う事にしました。
最初カイは5匹の中でも一番大人しく、あまり食事も取らないほうで、心配していたのですが、大きくなるにつれ元気に走り回るようになり、私も母もびっくりする程の元気さでした。

カイは、とても寂しがり屋で、寝る時わいつも私か兄か母の布団にもぐって
一緒に寝ていました、
とてもやんちゃなカイと遊ぶ時わ
必ず引っ掻き傷が出来ていました
それでも私わカイと遊んで
身体中傷だらけでした笑
でも私わそんなじゃれ合いが、すごく楽しくて、カイを弟のようにかわいがってました
どこへ行くにもカイわ一緒で、
本当に離れてる時間は少なかったです

カイがうちへ来て
3年くらいたった時
カイが急に体調を崩しました。
1日様子を見ていると
尿に血が混じり出したので
すぐ病院へ連れて行きました
私わ小学生だったので
病気の名前とかは
はっきりと覚えていませんが
お医者さんが
「今日の夜がヤマでしょう」
と言っていたのは
はっきり覚えています

それからカイを家に連れて帰り
私わカイを布団に入れて
ずっと抱き締めてずっと泣いていました
最初は呼吸が荒く
苦しそうに息をしていたのですが
2、3時間経つと
だんだん 呼吸が薄くなりました
私わ怖くなり
ずっと「お願い、死なんといて‥」と
繰り返して泣いていました
そんな願いも虚しく
明け方頃、カイわ静かに
息を引き取りました。
私わ冷たく、硬くなってゆくカイを
抱き締めて泣く事しか出来ませんでした。

その日のお昼頃、動物を埋葬してくれる所の業者さんが来て、ダンボールの中でタオルに包まれ冷たくなっているカイを引き取っていきました。

カイ、あたしの所に来てくれてありがとう、痛かったやんな、苦しかったやんな‥
なんも出来んでごめんな?
カイわ幸せやったかな。
あたしわめっちゃ幸せやったよ。
カイと遊んで傷だらけになった事も、カイを抱き締めて寝てた事も、全部忘れへん、
またあたし達の所に戻ってきてな?ずっと待ってる、
カイにたくさんの笑顔と幸せを貰ったよ

ほんまにありがとう‥
カイわ私の宝物です


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