シャノワール

名無し
^1/11-19:38
重い木製の扉をギィ、と押し開ける。
ちりりん、とささやかな、でも澄んだ鈴の音がして、私は思わず口元を緩めた。
帰ってきたんだ。
家でもないのに、そんな、ほっとするような感覚にかられた。
カウンターの向こうで、窓から差し込む午後の光を全身で受け、微笑む男の人が見えた。
「いらっしゃいませ。久しぶりだね、麻里ちゃん」
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PC
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