ずっと好きでいてもいいですか?
紗智
^7/3-00:34
キキーッ
ドンッ!
車のブレーキ音とともに
俺の体は宙に浮いていて、目の前には血を流して倒れている俺がいた。
そして隣にはそれを見て泣いている彼女の未愛がいた
この時俺は何が起きているのか分からなかった
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940N
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□@カキコミをする
[1]つくしんぼ
^7/3-01:27
『俺は死んだのか…?』
ふ、と後ろを見るとスーツ姿の見知らぬ男が立っていた。
『貴方は死にました、法令によって今から裁判所で審判を受けて頂きます』
ID37ft/KKqD2g
au
[2]紗智
^7/3-13:22
俺は意味が分からなかった
するとその男が察知したのか、俺に一枚の紙を見せてきた。
するとそこにはこう書かれてあった。
IDNJ/aNPXR/Ss
940N
[3]ひろ
^7/4-14:55
『生き返り裁判』
内容はこうだ。
『本日死なれた貴方に生き返るべきか、そのまま黄泉の国へ連れて行くべきかの裁判を行いたいと思います。裁判を受けたいと思うなら、下記に署名をお願いします。』と書かれてあった。
『生き返り裁判??』俺はなにが何だか分からなかったが、側にいた男が俺に話しかけてきた。
ID.KvH8/gId1Y
P01A
[4]ぽち
^7/4-15:57
黒いスーツの男は俺に向かって『内容はこの通りでございます。裁判を受けるか、受けないかは貴方しだいです。期限は今から24時間以内。その間に決断してください。時間が経ったらまた貴方の前に現れます。それでは。』と告げるとそのまま俺の前からいなくなった。
ID.KvH8/gId1Y
P01A
[5]人間だもの
^7/6-23:52
スーツ服の男が消えた後、俺は、何故か死んだという哀しみより先に束縛から離れられたという解放感を感じた。
相変わらず俺の前で泣いている未愛をよそに、俺は内心喜んでいた。
救急車が来て、自分が運び込まれていくのを見てハッとした。
IDMFA5b91v59Y
au
[6]紗智
^7/16-23:50
今はそんな事を考えている場合ではない
早く考えなければ
そう思った俺はもう一度、紙を見てみた。
俺はふと、こう思った。
俺はまた生きかえって良いことがあるのだろうか。
なぜなら生きている頃は何も楽しいと思える事は無かったからだ。
しかも未愛の束縛に疲れきっていた俺は死んだことにさえ安心感を覚えてしまった。
IDNJ/aNPXR/Ss
940N
[7]なかったんだけど
^7/19-15:49
そもそも生き返り裁判なんてあるわけねぇだろ
そう思いながらも署名
じゃあ今は生きているのか死んでいるのか
数々の不安が頭に過る
そして黒スーツの男が現れた
署名を済ませた紙を差し出すと僕は裁判所にいた
IDvXsjstVG0yQ
740SC
[8]ゆう
^7/28-00:29
裁判所はとても大きく
この世のものではない大きさだった
俺は死んだということを改めて実感した
その広い部屋の中には
俺と黒いスーツの男と
奥には髪の長い女性が
1人いるだけだった。
IDBiWe/u0R4rA
au
[9]紗智
^8/24-02:40
俺はその裁判所に見入っていた。
すると奥の髪の長い女の人が俺に話しかけてきた。
後ろ姿でさっきは分からなかったがとても綺麗な顔立ちをしていた
IDNJ/aNPXR/Ss
940N
[10]名無し
^10/10-00:35
その女の人は綺麗な笑みを顔に浮かべ、俺にこう言った。
「最初にお聞きしますが、貴方は現世で何か重い罪を犯していたりはしませんか?その場合この裁判は無駄なモノになります。」
「なっ…………」
「正直に、仰ってください」
そう言った女の目は鋭いものだった。
「俺は重い罪を犯して来た記憶はありません」
「そうですか」
女はニコリと笑って言った。
「でわ、始めましょう」
IDPPNdJZjjNrw
D705i
[11]さくらんぼ
^10/10-05:05
ついに裁判は始まった。俺は今から何が起こるのか検討もつかない。
「生きるということはただ毎日平凡に生きるということではありません」
「・・・?」
「あなたは毎日を平凡に過ごしていました。だからこうしてこの場にいるわけになります」
俺はわけがわからず目の前にいる奴を睨んでこう言った。
IDuAuoM/HFdlI
F01C
[12]名無し
^10/10-07:56
「じゃあ…俺は何もしなかったから此処に居るワケか?」
「ええ、そうです」
「よく意味が解らねえな」
「皆さんもよくそうおっしゃいました」
「!?」
俺は後ろの男がいきなり喋った事にも驚いたが、それよりも過去にもこの裁判を受けた奴が居る事に驚いた。
男は続けてこう言った。
IDPPNdJZjjNrw
D705i
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