『すまいるレイン』
ニャッキ
^9/2-01:20
突然の雨に君は不機嫌そう
僕の大きめの折り畳み傘の下2人で歩く
夕立で街の景色が少しだけ変わる
そろそろ夏も終わりかななんてふと思う
相変わらず君は冴えない顔のままだけど
それを見て僕は何だか笑ってしまった
『何笑ってんの?』
更に不機嫌になったみたいだ
『なんでもないよ』
僕にもよく分からないんだけど
雨降り 空の下
こうして並んで歩く
いつもと少し遅いペース
ただそれだけなのに
土砂降りの街並が
まるで新しい世界みたいに
見えたんだよ
多分それを幸せって呼ぶのかな?
気がついたら雨は止んでいて
僕は大きめの折り畳み傘をしまった
夕日に染まる街中がキラキラ輝いて
見上げた雲の切れ間に小さな虹が架かる
少しだけ君は嬉しそうな顔になった
それを見て僕も何だか嬉しくなった
『何笑ってんの?』
君に聞いてみたんだ
『なんでもないよ』
そして君はまた笑った
雨上がり 空の下
手を繋いで歩く
いつもと同じようなペース
ただそれだけなのに
輝きだす街並が
まるで2人を包むみたいに
見えたんだよ
きっとそれを幸せって呼ぶのかな?
夕暮れ 空の下
君と一緒に歩く
明日もまた同じように
過ごせたらいいな
満天の星の下
ずっと君と2人で
雨の日も風吹く日も
笑っていきたいな
笑って生きていたいな
ID4NemNeYSbNY
F01A
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