祝福の雨に濡れて思う
ﾊﾙｱｷ
1/2-03:35
外は雨が 傘をさす彼は
金曜日だというのに
その顔は憂鬱に満ちて
まるでこの世の終わりみたいで
そして僕は 街に出てさ
決まってこう言うんだ
今日は素晴らしき日
こんなにも雨が街を祝福していると
子供の頃にみた光景すべてが
僕をまばゆい世界へと
連れていってくれた
生きる喜びさえも
すべて教えてくれた
なのに人は決めつける
彼は言った 雨は憂鬱
何もかも嫌になるって
目の前を 走り去ってゆく
車のライトの光に
まるで導かれるかのように
彼は車道に飛び出して微笑んだ
彼は言った そうまたしても
あそこには天国がある
それは違う 決めつけるな
君を待つのは絶望だけなのに
残された人たちの瞳から
流れる涙には隠しきれない
虚しさだけが滲む
彼を襲った憂鬱が
雨となってこの街にまた
天国への階段は
一日一歩ずつしか
上ることを許されていない
そして僕は 街に出てさ
決まってこう言うんだ
今日は素晴らしき日
こんなにも雨が街を祝福していると
子供の頃にみた光景すべてが
僕をまばゆい世界へと
連れていってくれた
生きる喜びさえも
すべて教えてくれた
なのに人は決めつける
彼は言った 雨は憂鬱
何もかも嫌になるって
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□①カキコミをする
[1]v6 長野
1/2-19:36
響いた…
ID8Gp7NxFX8aQ
F08A3
[2]ﾊﾙｱｷ
6/26-06:33
そう言ってもらえて良かったです！
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