アーリマン
名無し7号
^11/1-21:49
「僕には君を幸せには出来ない」
…この時僕は
今まで必死に取り繕っていた
何かがゆっくりと
崩壊してゆくのを感じていた
「…何をそんなに怖がってるの?」
…目の前の
彼女が吐く下らない言葉は
耳からこぼれ落ち
記憶の奥の少女の視線を全身で感じていた
少しずつ僕の意識は少女の太股から
覗いた白い下着に支配され
腐ったトマトのように歪む
彼女の顔を尻目に
まだ見ぬ白い乳房や
まばらな陰毛を想像しては
しつこく脳内で弄んだ
…ああ
こんなことなら
さっさと僕のムスコを
少女の秘密にねじ込んでしまえばよかった!
彼女はきっと…
僕みたいな人間は
一生触れてはいけないものだったんだ
雑踏の中に消えてゆく
少女の後ろ姿を見て
僕はやっと気がついた
僕はあの少女に恋をしていたということを
今、名前を呼べば
雑踏の中から少女が戻ってきてくれる気がした
…けれど僕は
少女の下の名前を
結局知らないままだったんだ
IDIA0VNNU1VDA
N07A3
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