白い闇
作詞 KOHSEI
2009/03/23 18:04
朝日を遮るカーテンが揺れ
膝を抱えたままの僕
ここは深い森の中で
誰も踏み入れようとはしない
涙を見せ
消えていった人の言葉を
深く刻み込んだ心が
ひび割れ始める
儚げに散る華に
淡い祈りは叫びに変わる
ざわめきが途絶えない
目をつぶっても耳を塞いでも
僕の中の真っ白い闇は消えない
>
夜の訪れに怯えることも
数を重ね無心になり
今も深い森の中で
微かな鼓動だけを感じてる
いつの間にか
目の前に道が拓かれて
運命(ｻﾀﾞﾒ)を受け入れた心に
恐怖が芽生える
麗しく光る雫
この身に落ちて熱を奪ってゆく
覚束ない足取りでも
確かに歩みを進め始めた
僕の中の微かな記憶を辿るように
>
道は未だ途切れず
亡霊のように彷徨う僕が
残してきた足跡は
風にも雨にも消されずに
残されたまま
儚げに散る華は
また美しく咲き誇るだろう
果てしない時に埋もれて
この魂は｢生｣を導き出して
僕の中の真っ白い闇が
少しずつ色づき始める
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