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ごめんな

匿名
^9/8-04:44
5年前の事
高校1年も終りを迎えようとしてた時
なんの前触れもなくあなたは現れた

彼の名前は柚貴。当時18歳。
お兄ちゃんが居ないうちには
とても頼れる存在だった。
けど頼れる存在が彼氏になった。
特に付き合おうみたいな事は
なくって、なんとなく
毎日一緒に居て
毎日電話もメールもして
毎日笑ってた。

好きとかあんま言わないし
キスとかしなかったけど
毎日幸せだった。

毎日会ってた事もあって
いつも通りいつもの場所に行った。

「これなぁ、受け取って欲しいねん」
ピンキーリングだった。

「どないしたん?なんかあった?」

「うん〜...俺明日からな〜........」

涙しか出なかった。
なにもかもが真っ黒に見えて
唯一光だった柚貴が
東京に行くだなんて。

突然のお父さんの転勤。

「本間ごめんしかゆわれへん」
「幸せにしたるってゆうたのに」
「本間泣かんで...」
「いつでも飛んで帰って来るから。」


柚貴の希望で見送りは行かなかった。


東京に行ってから1ヶ月が経ち
毎日電話してメールもしてた
そんな毎日でも幸せだった。

うちがストレスで当たってしまっても
柚貴は「うん。うん.....」って
最後に
「柚貴に会いたい...。」

「...待っとけよ。今から行く。」
夜中はとっくに過ぎてるのに
変だよね。今考えたら

その日から連絡が取れなかった。

柚貴の親友から突然の電話。

「柚貴...死んでもた。」

...えっ嘘やん。

赤信号だったトラックが
突っ込んだらしく
即死だったそうです。

「大阪で葬式あるからお前も来い。」


行ったと同時に柚貴のお母さんが
「...なんで着たんや!柚貴返してや」
「.....あんたは人殺しや。」

そっからの記憶がない。
倒れ込んだうちを抱えて
葬儀場から出してくれたらしい。

柚貴。ごめんな
うちがゆわんかったら
今も一緒におれたよな?
お母さんも笑顔やったよな。
一回もお墓参りも行けず、ごめん。
本間ごめんな。

今もまだ鮮明に最後の言葉
大切にしてます。

「...待っとけよ!今から行くから。」
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