好きゆえ
柚羽
^4/25-21:32
ずっとずっと好きだった。
高校のときからずっと。
だけど、君はモテる。
彼女が途切れることもなく
あたしは絶対この気持ちを
知られたらダメだって
誰にも言わなかった。
ひたすら隠してた。
あたしらの関係は親友。
君の隣りは
とても居心地が良かった。
この気持ちは絶対
バレるわけにはいかない。
バレたらもう
一緒にいられなくなる。
そう思ったあたしは
気持ちをひたすら隠した。
彼女できたって聞いたら
応援したり相談のったり。
好きだけど、別に
付き合えなくてもいいや
って思ってた。
願うことは君の幸せ。
高校を卒業して
地元を離れたあたし。
彼女と別れた君とは
帰省するたびに会って
ごはん食べたりした。
浪人してた君とは
そんなにたくさん会う時間は
なかったけど楽しかった。
好きだけど、この想いは
もう恋愛感情なのか
家族愛に近いのか
わからなかった。
ただ、君といると
安心して落ち着くんだ。
この関係を壊したくはない。
そう思ってた今年の春。
二浪する君が行く予備校も
しばらく休みで
2人でたくさん遊んだ。
ずっとこのまま…――
そう思ってたのに
ギュッてされて頭なでなで。
妹扱いに慣れてたあたしは
おとなしくされるがまま。
だけど、そのまま顔が
近付いてきて、口に
ちゅ。
何で何で何で?
チュウはされたけど
好きとか言われなかった。
何で?
あたし、もう君が
何考えてるかわからない。
したかっただけかな。
都合のいい女にされるのかな。
そりゃ好きだったけど
あたしは律義に
「友だち」守ったよ。
当時の彼女にも
気ぃ遣ったし
スキンシップだって
友だちとしての限度を
越えないようにした。
君はそんなあたしが引いた
「友だち」ってゆう線を
一瞬で消した。
ずるい。
ずるいずるい。
結局はまたあたしが
振り回されるんだ。
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