彼がついた3つの嘘。
名無し
^9/20-23:59
私には、二年前付き合っていた彼氏がいました。
彼はすごく真面目で優しくて、誰からも好かれるようなそんな人でした。
はっきり言うと私には勿体ないくらいにとってもいい人だったんです。
でも付き合って3ヶ月が経ったあたりになり、彼はだんだん痩せていきました、私は心配に思い
「少し太った方がいいよ?このままじゃ死んじゃうよ?」
私がそう言うと彼は元気に「そうか!!じゃあお前を一人にしないためにも沢山食べないとな?」そう笑いながら言って私の頭を撫でてくれました。
でも彼と会う度にどんどんどんどん痩せていき、顔色も青白くなってしまい、
私は「晴樹病院行った方が良いんじゃないの?一緒に病院行こう?」
でも彼は「大丈夫大丈夫!!全然平気だよ。病院なんて行かなくたってお前さえ居てくれれば良いんだよ?」
と明るく笑ってた。
その笑顔でなぜかこの幸せがいつまでも続くって思ってた。
でもある日彼氏からメールが届いた。
―好きな人が出来たから
別れてほしい。―
そんな涙が溢れるメールだった。あんなに「好き」だって言ってくれたのに、もう私のことなんてどうでも良いの?私は彼に裏切られた気分でした。
私はただ泣くことしか出来なかった、彼はもっと辛い想いをしてたのに、その事に気づいたのは別れて4ヶ月ぐらい過ぎた頃。
私は彼の友達のA君から知らされた。「晴樹が死んだ」
意味が分からなかった。だって4ヶ月前まで痩せて居たが確かに元気だった彼が死ぬはずがない、
「ねぇ嘘でしょ?」
私がA君に言うと彼は首を横に降った。
「そんなはずない。だってあんなに元気だったのに」
「お前聞いてないのか?晴樹の病気の事。」
…A君は私に全て話してくれた。彼が末期の癌にかかっていたこと、病気のせいで食べ物を食べてもすぐに吐いてしまっていた事。彼が「自分はもう少しでそばにいれなくなるから早く忘れて欲しい」と言ってわざと傷つくような事を言って別れたこと。
そして私と別れても好きで居てくれた事を話してくれた。
それを聞いて涙が溢れた、知らなかった彼が私の事をそんな考えてくれていた事を。
でも本当は教えて欲しかった彼がどんな病気でどんな状況だったのか。彼の口から聞きたかった。
だって私は彼の彼女なのに何にも知らなかった、支えられなかった最後にそばに居てもあげられなかった。
今から考えたらおかしい事だらけだったのに、
少し走っただけであんなに息切らすはずなかったよね。
付き合って2ヶ月ぐらいから「お前さえ食ってくれればそれで良い」って言って自分は私の前で一口も飲み物すら口にしようとしなかったよね?
彼が半袖の時左側だけ包帯巻いてたのだって注射の跡隠しためだったんだね?
それにいつからか、いつも帽子かぶってたよね?
今ならこんなに簡単なことなのに気づけなかった。
それなのに彼は最後の最後まで私の事を想ってくれてた。
彼はもうこの世には居ないけど私は彼が私を想ってくれてたみたいにずっと貴方を愛し続けます。
まとまりのない文章を最後まで読んでくれてありがとうございます。
IDgQGCMf4o46Y
P03A
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