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たくま
^9/19-01:32
お前は俺の前を歩き俺の手を引く
いつもお前の背中ばかり見ていた
25cmの身長差のせいか
はしゃぐお前は子供に見えた
だが妙に包容感のあるお前の胸
頬をピトリと当てると温かくて
死んだ母さんに似た優しさがあった
いつ見ても笑ってる
俺が楽しいと笑って
俺が苦しいと笑って
俺がおいでと言うと子犬のように胸に飛び込んでくる
抱き締める予定なんかなかったのに
香りに誘われて
目の前にあるこの柔らかな小さな命を包みたくなる
ああ俺は死ぬほどこの子が好きなんだ
って,痛いほど感じる
今も同じだよ
車椅子に乗ってるお前を俺が押す
いつも通りだよ。何も変わってはいないよ。
お前は俺に背中を向けて俺の前を進む
いつも通りだよ。何も変わってはいないよ。
お前はいつだって甘い香りを俺に運んでくる
ただ,笑ってほしいよ
ほら,俺,泣くよ
いつも通り,笑ってくれないか
「そんなに頑張らなくていいよ」
ってお前が言ってくれた言葉は今でも,あの頃のまんま
どうしようもなく愛しいよ
お前の,子供のような甘い声が聞きたい
車輪が回る
変化の無い日常が廻る
俺の髭が伸びる
お前の頬が痩せる
雲はひとかけらも無くって
星がこんなに綺麗に溢れているのに
笑っているお前がいない世界が
あまりにも暗いよ
上を見上げたって
涙が邪魔で何も見えないよ
それでも
お前が傾く方向へ進む
俺が
離さないようにと
必死に握りしめているのはこの車椅子じゃない
お前と過ごした時間だ
絶対失いたくない
お前と生きた時間とこれから生きる時間
絶対無駄にはしない
ほら
口に髪が入ってるよ
髪を整えてあげるから
勝手なキスを許してください
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