ちょっと汚れたミサンガ。
ザックス
^6/29-02:46
俺が高校の時の話。
俺の高校は誰でも入れるようなバカ学校。
毎日普通に勉強し普通に部活をやり普通の生活をしていた。
俺が高校3年の時に彼女が出来た。
その子とは中学も一緒だったけどクラスも違い高校2年の時に初めて一緒のクラスになり話すようになった。
付き合ったキッカケは俺の趣味を教えたら彼女もそれにはまり毎日一緒に楽しく過ごすことが増えたからだ。
毎日俺の部活が終わるまで待っていてくれ毎日一緒に帰った。
高校3年生というと進路の事でいろいろ大変な時期である。
彼女は短大進学俺はずっと夢だった有名な車を作っている会社に就職したいと思っていたので1年生のころから必死に勉強していた。
夏休み。
もうすぐ試験ということで毎日毎日必死に勉強していた。
正直不安だったけどたまに彼女が部屋に来て弁当を作ってきたりマッサージをしてくれたりしたので癒された。
試験当日。
緊張したけど必死に頑張った。
結果は見事合格!!
いち早く彼女に知らせたくてメールを送ったが返事がいつになっても返ってこない。
おかしいと思ったけどたいして気にせずその日は寝た。
次の日学校に行くと学校の机の上に花が置いてある。
俺は訳がわからず先生に聞きに行くと先生は「〇〇は昨日事故で亡くなったんだ。」
と言われた。
俺は頭の中が真っ白になり学校を抜け出し彼女の家に行き彼女のお母さんに話を聞いた。
おおかた事情を聞かされお母さんから「〇〇はあなたの事ばっか話してね本当にあなたの事好きだったのよ。」
と言われた。
俺が泣きながら帰ろうとしたらお母さんからミサンガを渡された。
彼女が俺の合格祝いに作っていたものらしい。
「これはあなたが持っててあげて。だけどあなたもいつまでも〇〇の事を気にしてちゃ駄目よ。前を向いて頑張りなさい。」
俺は「はい!!一生懸命働きます。〇〇の分まで幸せになります。」
と言い家に帰った。
あれから10ヶ月。
ミサンガをもらった日からずっと付けっぱなし。
「お母さん,忘れるなんて無理っすよ。俺には〇〇しかいないんです。」
今日ふとちょっと汚れたミサンガを見ながらその時の事を思い出しました。
長文読んでくれてありがとうございます。
IDEypXZaUxVAo
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[1]あさ
^6/29-10:46
彼女はきっと ミサンガが切れる時まで 愛してて欲しいんじゃないかな?ミサンガが切れたら 彼女の事 心に閉まって 明日に向かって 元気に生きて欲しいと思ってるんだと思うよ!
ID7DcN7xvIEuA
P903i
[2]ザックス
^6/29-19:05
コメントありがとうございます。
俺はいつもあいつに助けられてばかりで俺は何も出来なかった気がします。
これからは少しずつでもいいから前を向いて一生懸命働き,生きていきます。
IDEypXZaUxVAo
W51CA
[3]あさ
^6/29-19:08
前向きに生きて 次の彼女見っけて 幸せな報告 二人で墓前に報告してあげて下さい(^-^)きっと 彼女は喜ぶと思うよ(^-^)v
ID7DcN7xvIEuA
P903i
[4]ザックス
^6/29-19:08
次の日学校に行くと学校の机の上に花が置いてある。
のところを訂正で「〇〇の机の上」です。
すいません。
IDEypXZaUxVAo
W51CA
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