ごめんね
さくら
4/2-01:37
今日は私とあなたが付き合ってから､私の初めての誕生日だった｡
あなたは家まで迎えに来てくれて､私が乗るエレベーターが開いた瞬間､誕生日おめでとう!!と大きな綺麗な花束をくれたね｡
花の隙間にはあなたからの手紙が入っていて"生まれてきてくれてありがとう"と書かれていた｡
とても嬉しくて思わずあなたを抱き締めてしまった｡
私は本当に幸せを感じた..｡
その後､あなたとご飯を食べたり､プリクラを撮ったりと私はとても幸せな誕生日を過ごしていた｡
あなたに､デザート☆と言って入った喫茶店｡
二人で､美味しいねと言いながら時間は過ぎていった｡
デザートも食べ終え仲良くしゃべっていて､私は軽い気持ちであなたの携帯のメールを見ると､仲の良い友達とのやりとりで､女との飲み会だとかが書いてあった｡
私はこれ何？と聞くこともできずに黙ってしまった｡
お互い沈黙になる｡
急に機嫌を悪くした私に嫌気がさしたのか､あなたは､帰ろう｡と言って私の前を歩いていった｡
車の中でもしばらく沈黙のままだっが､しばらくするとあなたは何かあった？と聞いてきた｡
私はメールのことを正直に話すとあなたは､なにそれ｡と気にもしてない様子｡
その後､私の家に着いたころに私の誤解だったことがわかったが､私は黙り込んで空気を悪くしてしまった気まずさに､いつものようにしゃべれなくなっていた｡
いつまでも俯いて黙ったままの私｡
あなたは､もう帰るね｡と一言言って車に戻ってしまった｡
間もなくしてあなたはブーンと私の前からいなくなった｡
私はしばらく動けず立ち尽くしたままだった｡
追いかけたかった｡
待ってほしかった｡
そんな感情が頭を回る｡
しばらくして頭が冷めた私は､謝ろうとあなた電話をかけた｡しばらくして出たあなたは別にいいよ｡と一言｡電話が切れてしまった｡
私はメールで思いを告げ､謝ったがあなたから返事はこない..｡
日付が変わったいまも
あなたからはなにも連絡がこないまま､一人泣いている私がいた｡
ごめんね..
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P904i
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