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幸せにするからついてこい。

ねこ
^4/22-18:39


「俺の女になれよ」


昔からの知り合いでただの先輩としてしかみていなかったゆうくん。


見た目怖いし、
ちゃらそーだし。。




しかも私には彼氏がいた。
会えても月一。
仕事がいそがしいため、私が仕事連休とれると車で何時間もかけて会いに行っていた。


そんな彼氏との付き合いも数年がたち、
私のことに昔から干渉しない彼氏にいらだっていた。



「いや、私彼氏いますから。」



「普通だったら彼氏いたらこんなこと言わねえよな?
でもな、俺はお前が大好きすぎて気持ち押さえきれねえんだよ。
ごめんな。

俺がお前の事幸せにしてやるから、ついてこいよ。」





もう嬉しくて嬉しくてたまらなかった。






私はそのとき付き合っていた彼氏と別れて、ゆうくんとつきあった。





「絶対に絶対に幸せにしてね?」
「おう!そのかわりお前ちゃんとついてこいよ?」




「うん!!ぢゃあ指切りげーんまんっ♪」










彼は私をとても
愛してくれた。


今までに感じたことがないくらいの幸せが怖くてたまらなかった。





月日がながれ私達わ
同棲することになった。


毎朝彼にお弁当を作り、彼が仕事に行くのを見送ってから私も仕事え出かけた。





付き合ってから二年がたち私達に子供ができたことがわかった。



私わ嬉しくて嬉しくて早く彼氏につたえたかった。




[ビックニュースがあるよ♪早く帰ってきてね☆]
とメールを送信した。





夕方7時すぎ
まだ帰ってこない。


いつもならもうとっくに帰ってくるはずなのに。



電話をかけても圏外。




職場の人とでも飲みにいってんのかな?





いつもなら飲む前には必ず連絡をいれてくる彼。


このときは子供のことが嬉しくて頭がまわらなかった。





でもこの時、
まあ、すぐに帰ってくるだろう。
そのくらいにしか思ってなかったんだ。






夜11時。

何度電話をかけても繋がらず、


「も〜。しらないっ」




私はすねて、
お風呂に入って先に眠っていた。




そしたら玄関の鍵がガチャガチャとなった。



「・・・今頃帰ってきたよ。」


私は寝たふりをしていた。




布団に入ってくる彼。
後ろから優しく抱きしめてくれた。



私は彼の方を向き
彼の胸にうずくまりながら


「おかえりなさい。」


そういった。




「起きてたんだ。遅くなってごめんな?」




「もー、本当だよ!!
話したい事あったのに。」


優しく私の頭をなでながら謝る彼。



「あのね、ビックニュースあるって言ったじゃん?実は今日病院いったらね、ゆうくんの赤ちゃんがおなかの中にいるって☆」






彼は黙っていた。





「・・・ゆうくん?」




彼の顔を見上げると、暗くてよくわからなかっけど、


泣いてた・・・。




「ゆうくん?泣いてるの?」




「・・ごめんなー。俺本当に本当に今嬉しいんだよ。本当にまぢで幸せだ。」



「私もだよ☆」




「・・・・なあ、俺お前と付き合うとき指切りげんまんしたよな?」



「・・?うん。」



「俺お前のこと幸せにできてたかな?」



「いきなりなにさー!!めっちゃ幸せだよ?私今人生で一番幸せ!!」




「・・・そっか。
ありがとうな。
俺はどんな時でもお前のそばにいるからな。
寂しくたって悲しくたって、ずっとずっとそばにいてやるからな?」



「うん♪約束だよ?」



「おう!」



「ぢゃあ指切りげーんまんっ♪」



「ゆうくん大好き☆
おやすみなさい。」


「おう、おやすみ。」






あたしが眠るまでゆうくんは頭をなでていてくれた。







携帯の着信音が枕元でガンガンなっているのにきがついた。



ゆうくんのままさんからだった。





こんな朝早くどしたんだろ?



私は通話ボタンを押した



「もしもし?」




「グスッ・・・うぅぅ。」


「お母さん?どしたんですか?」


「グスッ・・グスッ・・ゆうが・・・ゆうがあー・・・ううぅ」




泣きじゃくっているゆうくんのまま。




「ゆうが・・・ゆうがね、昨日の仕事場の帰り道で事故にまきこまれてしまってね・・・・・・・・・」




私はゆうくんのままが何を言っているのかわからなかった。



昨日の仕事の帰り道、
居眠り運転していたトラックと衝突して、
ゆうくんが亡くなったという内容だった。



私わ何かのドッキリかとおもった。





だって昨日、
ゆうくん帰ってきたよ?

抱きしめてくれて
頭なでてくれたよ?





私はわけがわからぬまま病院えむかった。




そこにはきずだらけのゆうくんがいた。







なんで?
ゆうくん昨日泣いて喜んでくれたぢゃん



ずっとそばにいてくれるっていったぢゃん





私は泣きじゃくった。





お母さんに昨日の事を話すと



「ゆう、あなたのこと大好きだったもんね。
結婚するって騒いでたのよ?
きっと自分がこんなことになってしまって、
あなたが悲しむと思って家に帰ったんじゃないかしら。」






ゆうくんのばかっ




最後まで強がっちゃって


ゆうくん以上に男らしい男いなよ?








あなたが亡くなって
もう五年。



息子には優真って名前をつけました。




ゆうくんに似て
優しくて男らしい
男の子だよ!






最後にした約束覚えてる?




これからもうちら二人のそばにいてね!!




ゆうくん。
ありがとう。
IDjmdhiy7M7HI
D904i
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泣ける、感動したら

@カキコミをする

[1]F、
^5/1-23:56
ワタシも同じ経験しました。4月30日で丸五年です。娘も今年で五歳。
あの時の辛さは一生忘れない。お互い頑張ろうね!
IDx8Eti5aYyoQ
F904i
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[2]りさ
^8/23-22:43
でれ感動っ…
IDs.sYmXTJjq2
812SH
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[3]
^12/15-15:39
辛い話だ
IDrrfrK9zMlgU
SH905i
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