たった一度のわがまま続
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^3/29-16:11
その訳は後に知ることになる。
俺はお前の母に言った
絶対助かる。俺あいつにまだなにもしてやれてないし、伝えなきゃいけないことがある。あいつはまた目を覚まします!
母はうんと頷き俺の目を力強くみてくれた。
手術中の明かりが消え中から二人の医師がでてきた。そしてこう告げた
娘さんのそばにいてやって下さい
俺は急いでお前の元へむかった
後ろで母が泣いていた
まだわからない。俺はお前の手をとりあの日の温かさを求めた……が、ちっちゃな手は握りかえすこともなかった
歯をくいしばり必死に涙をこらえた
泣くことはこの世からお前がいなくなったことを認めてしまうようで
頼むからでるな
次第にお前がぼやけてくる
みえなくなったお前にゴメンと呟いた。涙がとめどなくながれてしまった
お前の父が俺の肩を抱いてくれた
ありがとう。お父さん。
あれから1ヶ月たってのことだった。お前の友達が俺にこう告げた
あの日彼女は神社に行ったと
そこまでは知っていたが理由を教えてくれた
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