あの時の彼の手
ぱみゅ
4/15-00:10
私は2年前付き合ってた彼氏がいた。
私はただのｷﾞｬﾙで金使いも荒かった。
でも、私のそんな彼も女付き合いが激しくて、毎晩浮気されるのが日常だった。
私だって人の事言えないけど、いろんな人と寝て…遊んで、お互い付き合ってるって事忘れていた。
でも、彼は、すごく優しかった。
私はそんな彼にひかれて恋に落ちたのだから…
でもメールのやり取りもしだいに少なくなっていったし、ひどい時は会話すらなかった。それでも、私の気持ちは変わらない。
彼の事を誰よりも愛しているつもりだった。
でも、付き合って3ヶ月目の記念日の時だった。
彼から突然メールが届いた。
「…別れよう。」
予想は、していたけれど記念日にその話をされるとは思っていなかった。
自分の手料理も用意して、汚い部屋を掃除して、いつものように待っていた。
彼の大好きな、ｸﾞﾗﾀﾝを作って待っていた…材料も買い集めて、
一人で、たった1冊の本を見ながら一生懸命に作って待っていたのに…と考えると目から涙が溢れ出してきた。
その時初めて思った事がある。
「人の気持ちを変える事は出来ないけれど、変えてあげようとする努力なら出来たはず…」
私は悔やんだ。
悔やんでも、悔やみきれなかった…
私はダメな奴だぁ。
彼と話し合ったりしていれば、彼の気持ちも変わっていたはずなのに…。
私の返事は
「うん…別れよう。」その時なぜ別れようと言ったのだろう？
きっと私の心のドコかで、小さな声で叫んでいたのだと思う…
「ごめんね…」と。
これ以上彼を傷付けたくないし、自分も傷付けたくないから。
次の日、彼は最後に私と会う約束をしてくれた。
彼は、私の頬を触って、
「ありがとうな。」
と言って立ち去った。
それ以来彼とは、会う事はなかった。
今でも忘れられない、あの時の彼の手…
暖かくて、寂しくなくなった。
それどころか、逆に勇気をもらった。
きっとまだ未熟な私に恋愛の厳しさ、人付き合いの厳しさを教えてくれたんだと思う…
今では、彼に胸を張って言えるよ！
「ありがとう」
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W53T
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□①カキコミをする
[1]か
4/15-19:00
頑張ってください
ID3N9qjcYGb/o
SH703i
[2]YUI
4/15-21:52
自業自得…今更気付いても遅い…
けど…気付けた事はとてもよいことだ(^o^)／
IDy6txv314sVo
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[3]ぱみゅ
5/21-19:50
上の方…
ありがとうございます
IDNzOOVrpLMiY
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