泣ける話
どうしようもない気持ち

投稿者: パパ
^ 2008/03/29 16:58

1985年、僕と君は双子としてこの世に生をうけた。両親がいない僕たちは養護施設にあす゛けられ幼い頃はいつも一緒、君は僕の後をいつもついてきていたよね。その時から幼いながらに僕は君のことを愛おしく思っていたよ。小学校にあがり、雨の降る帰り道、雷が怖くて泣きながら僕を待つ君を見て僕は一生を賭けてでも君を守るって決めたんだ。二人が大人になっていくにつれ季節は過ぎ去り、君は東京の大学に進学、僕は地元で製造業。今では君は僕の事を恥ずかしいとかブラコンと思われるのが嫌で僕の前から姿を消した。僕は君のことをずっと支え続けてきたつもりだし君を支えられるのは僕しかいないってずっと思っていた。だから君のことを僕は誰になんと言われようが守り続けたいって思っているんだ。君が結婚をしてウェディングドレス姿で僕の前に現れたとき、涙が止まらなかった。それは君が世界で1番綺麗になった事と僕の前から完全に巣立っていく姿をみたからだよ。君が大人になっていったその季節は僕と君の成長の証だったんだね。双子に生まれて僕たちは二人で一人、ずっと一緒にすごせて幸せだった。


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