皆さんみたいにドラマチックな出来事ではないが。
俺が煙草を吸い出した時、親や周りは眉をひそめて「馬鹿かお前は」「やめなさいよ」のシュプレヒコール。
うちの家系の男は代々肺癌で死んでいる為、みな敏感だった。
だが俺も高校生になったばかりで若かった(笑)余計に意地になってスパスパ。
そんな時期、年子の妹との会話。妹は指毛を毛抜きで抜いてたなw
妹「キモオタのくせにタバコとか頑張りすぎだし(笑)」
俺「う、うるせえ。お前もやめろっていうのか?」
妹「いいんじゃない?スペアの肺あるしね」
俺「何だよスペア肺ってw確かに人体には肺が二個あるけど、微妙に働き違えんだぞ」
妹「いや、スペアって私の肺のことなんだけど」
とo変わらず゚チプチ毛を抜く妹。
俺「…え?お前?」
妹「だって○○(俺の名前)くんが肺ダメにしたら、私のを片方あげる事になるじゃない?」
俺「(ポカーン)。
…ヤニ吸いすぎの兄貴の為にか〜?身体にすげえ傷つくんだぞ、あれ」
そこで妹ようやく顔あげる。
「確かに吸いすぎで肺がんは残念だけど(笑)、○○くん助けるんだったら選択肢は無いと思うんだけど」
身体の傷はどうでもいいっしょ、と失笑する始末。
妹15歳、俺16歳。
妹に天然ぷりに追い詰められ、早々に禁煙(笑)
優しい妹もったね(^^)
うらやましいぜ!